沿革


第二次世界大戦終結後、さまざまな産業分野を独占していた財閥が解体され、市場に競争原理が導入されました。このときに解体された「浅野財閥」に関わる人材の中から、後の第一実業株式会社の創業メンバーが輩出されました。 1948年(昭和23年) 8月12日、後に初代社長となる倉持正次郎を含む全7名を発起人として会社を設立。商号を「第一実業」と定め「機械専門の商事会社」としての一歩を踏み出しました。 倉持は、当時横行していた闇取引を一切認めませんでした。投機性のない商売を地道に続け、信頼できる相手を選び、毎月銀行に業績を報告し続けた結果、当社は誠実で堅実な企業として周囲の信頼を獲得し、着実に成長してまいりました。このような精神は、創業当初から現在に至るまで、当社の企業風土に深く根付いています。